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2024年04月19日
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寄付という支援の仕方

2011年03月14日
ふるさと納税という制度があるが、ちょっと調べてみたのでメモしておく。

「納税」という名前が付いているが、実体は寄付である。ただし特典があって、寄付分の一部については税控除が可能になっている。さらに寄付先の自治体によっては、礼状や特産品などを送ってくれる場合もある。

先週の地震で義援金がどうこういう話も出つつあるが、寄付制度を使ってさっくりと当の自治体にお金を渡してしまうのも手っ取り早い方法かと思う。これだと自分のお金がダイレクトに届くので、中抜きなどの心配をせずに安心できるということもある。

ふるさと納税について調べてみると、全国のふるさと納税については以下のサイトあたりで情報をまとめているようだ。

ふるさと納税

で、そこからたどってゆくと、今回の地震で大きな被害が出た宮城県や福島県などの自治体の該当ページが見つかる。

宮城県
手続きとしては、寄付申込書を送付(電子メール可)し、口座番号等の通知をもらってから振り込む形になる。クレカ払いも使えるようだ。

使い道については地震被害に限定した指定ができないのが残念だが、21年度の分は「岩手・宮城内陸地震復興対策」に使われたとのこと。これなら意図からほど遠い使われ方はしないだろと期待できそうだ。

福島県
こちらも寄付申し込みをしてから支払う形になる。申し込みにあたっては入力フォームに記入する方法もあった。クレカ払いも有り。

こちらの使い道については災害復興系の選択肢がないので「おまかせ」にチェックを入れてコメント欄に一言入れた方が良さそうだ。これまでの実績を見てみると、それほど切実じゃなさそうな事業にも回されている点がちょっと気にかかるが。


なお、クレカ払いだとどちらも最低5000円の縛りがあるが、クレカなら全部オンラインで済ませられるので、昼間金融機関に出かける暇が無い向きには使いやすい選択肢だろう。

1日600円のランチを800円払ったと思って、差額の1日あたり200円を寄付に回すとする。1ヶ月は実働20日なので4000円/月。2~3ヶ月分として1万円前後というのが手頃なところだろうか。まあこの辺は各人の懐具合やクレカの与信に合わせて設定すれば良いだろう。義援金に対して熱き思いがある方は10万でも100万でもお好きなように。

ところで、税控除については一定額が差し引かれるのと、限度額が存在するので税控除をあてにする人は寄付金額に注意が必要である。その辺は総務省のサイトあたりを参照願いたい。まあ単なる寄付だと思えば、税控除についてはそれほど気にすることもあるまい。

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Comment
またもや
こういう「まとめ」は本須さんらしい。
これから今回の支援関係のこの手の手続きシステムが立ち上がってきて、簡単に支援でき、それが確実適切に使われるようになると良いですね。
Re:またもや
義捐金関係のニュースを見ていると、集めるところまではうまくいっても、
分配はなかなか大変そうです。

必要なところに適時適量の支援が行くといいんですけどね。
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